ANAGRA presents
トッテモフラットby 山崎由紀子
2015.10.2(金)-10.9(金)
mon-sat 5pm-10pm
sun 1pm-8pm
OPENING PARTY 10.2(金)
※初日のみ7pm-11pm
ー消えない情報、観る事の出来る感覚ー
現代に生活する人々の多くは日常的に様々な大きさのディスプレイを見つめ膨大な量の情報を無意識にインプットしている
電車、便所、ベッド、風呂、街中、喫茶店、恋人の目の前、友達を話をしながら
場所を選ばず自分の興味のある情報を自由に収集する事の出来るデバイスに時間と空間を支配され、時に暴力的ですらあるその光は次第に思考力を奪う
ヤマサキは光速で通り過ぎる景色を片目で睨み自分の世界に引きずり込む
"これ、どっかでみたことある"
作品を観た誰かが言う
でもそれはどこか分からない
そんな既視感を抱かせる平面的な世界はいわゆる"センス"(物事の微妙な感じや機微を感じとる能力判断力。感覚。)によって再構築されたビジュアルであり情報である
パロディーでもオマージュでもコラージュでもない、観るものに違和感を抱かせるヤマサキの作品は夢でもなんでも無く現実に存在し触れる事ができ共有する事ができるのだ