環境によって様々な人格を意識的か無意識的か関わらず演じることと、益々盛んな写真、動画によるビジュアルコミニュケーションの中で生まれている図像の個人、SNSのテキスト、音声など、全てをニアリーイコールだと考えて、
ニアリーイコールが統合される運動を、個人、個体、オブジェクトとして私たちは認識している。
それらに実体はないし、本質などもなく、ただ暫定的な虚構、静的(変化しない)幽霊を見ているだけ。

#workoutというInstagramのタグがある。
トレーニングで日々鍛えた身体を記録し、他者に見せていくためのものだ。
常に更新されていく身体を、その時のバージョンの個人として書き出していき、それらの複数のイメージを総括して個人(アカウント)と認識している。
また、私たちはアカウントと、実際に会ったときの記憶や、聞いた話を統合し、個人を認識している。
無数のバージョンが細胞のように結びつくことで、オブジェクトが形成されていくことの現代的な象徴であり、新作のモチーフとする。

 

原 淳之助

1993年群馬県生まれ
2015年多摩美術大学情報デザイン学科
メディア芸術コース卒業
東京在住

mail : harajnosuke@gmail.com
instagram : https://www.instagram.com/harajunnosuke/

 

Junnosuke Hara

1993 Born in Japan.
2015 B.A Art & Media Course Department of Information Design Tama Art University.

Solo Exhibition
2018 "Inside and outside of the membrane", Tama Art University, Tokyo.

Group Exhibition
2016 "Tokyo Art Flow 00" , Art Festival at Futako-Tamagawa, Tokyo.
2016 "Amit 2016", Workshop with Sony Corporation, Tokyo.

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