KENJI SAKAI solo exhibition

“front liner”

2020 7.17(Fri)-7.26(Sun)

open

weekday 15:00-22:00

holiday 14:00-21:00

<ご挨拶>
この度ANAGRAでは、酒井建治による個展「front liner」を開催致します。 
酒井は京都精華大学を卒業後、武蔵野美術大学院造形研究科美術専攻版画コースに在籍、シルクスクリーンの技法を使い作品を作り続けているアーティストです。
一般的にシルクスクリーンはTシャツのプリントなどに使用されることで広く認知されています。一つの図版を正確に量産する目的で発達した技術ですが、インクの粘度や刷る順番、微妙なズレによって見え方や風合いは変わってくる繊細な手法でもあります。
酒井の作風はCMYK(青/赤/黄色/黒)のみで構成されており、刷る順番によってその見え方や印象は変わり、計算からくる色のコンポジションや、偶発的に生まれる微妙な変化をコントロールしながら1画面を仕上げるため、一つとして同じ作品はありません。
今回の展示はコロナでの休業期間を挟んで延期されていたこともあり、延期期間中に酒井は芸術の力とは何かと向き合い、当初のコンセプトやタイトルとは内容を変更し、本展を最前線の人を指す「front liner」と題しました。
激動の時代、人の感情と向き合い、抽象的でありながら確かな表現を求める若き作家の展示を是非目撃しに来てください。

<statement>

front linerとは(活動・闘争などで、責任ある立場に立つ)先頭、最前線の人のこと。現在の世の中で言うと、医者や警察のことを指す。

 

コロナや様々な原因によって気持ちが落ちてしまっている人が多くなっている。そんな人達の心を救えるのは芸術であり、だからこそ芸術家もfront linerとして人の心を豊かにするべきである。

私は自分の中に生まれた感情をドローイングとして表し、様々な形や色で浄化している。

作品の形や色を分解して制作していくように、鑑賞者も感情を分解し浄化していく。

私と鑑賞者の感情の共通点が面白さであり、相違点が個性である。

人の心を豊かにする方法は色々あるが、私に出来ることは(作品を通して)共感し、肯定すること。それは私だけではなく、誰にでも出来ることである。

酒井建治

1996年 京都府生まれ

武蔵野美術大学院造形研究科美術専攻版画コース 在籍

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2020 7.21

[A.N.D.NOW INTERVIEW #25 / YUHKI TOUYAMA ]

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