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"SPACE Nampei ship"
2021 6.4 FRI.-6.12 SUN.

OPEN

WEEKDAY 15:00-22:00

HOLIDAY  14:00-21:00

この度ANAGRAではアーティスト赤木楠平よる個展「SPACE Nampei ship」を開催致します。

赤木楠平は日本大学芸術学部を卒業した後渡英し2008年に帰国、 独自の手法で光をドキュメントした”Kenko健光”、偶発性をテーマに撮られた多重露光写真”Zenzen”など、 写真というメディアを超えたグラフィカルで実験的作品を数多く制作しています。本展、「SPACE Nampei ship」では写真作品以外に、近年取り組んでいるペインティング作品が並ぶ他、APOLLO_Xによる空間演出も加わっての展示となります。

APOLLO_Xは「場」を造る言わばart operatorで、赤木の所有する「モノ」を扱い赤木と共に「ship」を作り上げます。別々の用途で作られたプロダクト達はAPOLLO_Xと赤木の手によってその用途を取り上げられ「ship」の一部となり、鑑賞者を新たな「SPACE」に連れて行ってくれるでしょう。

そこは宇宙なのか、違う次元なのか、それとも「ココ」なのか。
みなさまのご搭乗、心よりお待ちしております。

 

 

―― THE LAST GALLERY林文浩の文章より抜粋

少年時代をサウジアラビアやシンガポールで過ごし、青年期を東京とロンドンで遊んだ赤木楠平は、日本に対する愛着や感覚は我々とは大きく異なります。どの国にいながらも、彼は常に異端であり、自らの文化へのオリジナリティーを喪失して育まれた特殊なクリエイティビティーは、漠然とした祖国の文化への憧憬と戸惑いであり、暗中模索的な日本文化への回帰でもあります。

 

芸術、それは幻視であり預言である。

NAMPEI AKAKI / あかき ナンペイ
1977年生まれ。東京都出身。幼少期を海外で過ごす。
最後のアナログ世代として日本大学芸術学部写真学科を卒業した後渡英し2008年に帰国後本格的に写真家として活動。

”写真”をテーマにキテレツ爽展開なドライブを追従し、2013年ポーランドが拠点の写真家集団Czulosc(感度)に初の外国人メンバーとして参加しているあかきは写真という枠組みに捕われる事なく、つねにフレッシュな表現方法で作品を制作しています。
写真家としてのキャリアの中で赤木は多くの立体的な塊を作ってきました。それは、日々集めているリサイクルショップなどに転がる宝だったり、それぞれカスタムが施された大量の箱、自身の作品をプリントしたステッカーで構築されています。 また、カメラのレンズを外した状態で街の光を採集(撮影)した写真作品”Kenko健光”シリーズを使ったテーブルも制作。
おおよそ写真家のイメージから逸脱した作品群は脈絡のないように感じるかもしれませんがそのそれぞれは紛れもなくあかきの作品と言える強烈な個性があります。
幼少期を海外で過ごし⻘年期を東京とロンドンで体感し、10年以上世界中で作品を撮り展示空間を作り続けてきた写真家のあかきは、どこかこの世にいない違う次元のレイヤーから見た景色を様々な対象物に落とし込みます。