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OPEN
WEEKDAY 17:00-22:00
HOLIDAY 14:00-21:00
RECEPTION PARTY
12/17 16:00-22:00
ENTRANCE FREE
大竹舞人 個展「SYSTEM -lines-」を開催いたします。
既存の布から紐を作り、その紐を編む
単純作業の中に彼なりの秩序を設け、
産み出されるその物体は、
点と点を結ぶように形を変え膨張し続ける。
それはまさに、縦と横、細胞と細胞、
いくつかの要素が混じり合ってできる集合体。
( システムに含まれる全ての要素は
必ず自分以外の要素に対してなんらかの影響を及ぼす。)
システムの中から新たな生命が宿った新生命体。
動きだすその時をじっと待っているかの様に。
これらの作品はそれぞれに与えられたそれぞれの条件(system)に基づいて制作される。
時間、材料、場所、あらかじめ決定される諸々の条件に従い動く作者の「身体」は、意図を持たず、まるで「道具」のようだ。
しかし、本当にそうなることなどできるのだろうか。
そこには常に何かが入り混じり、「身体」がただの「道具」になることを許さない。
不完全で不徹底な我々は、systemによる制限の中で、かえって、その身体性を明らかにする。
造形美の追求でもなく、無意識の具現化でもない。
予想の通りのかたちがうまれ、自分勝手な美意識が入り込み、気づかぬうちに膨らんでいく。
そのどれもが混在し結びつき、共存して安定する。
今ここに存在するそれは、血と汗の滲む線の記憶だ。
大竹舞人 / Maito Otake
2014年
グループ展「Expected Artist2014」(Shonandai My Gallery、東京)
2015年
主催するアーティスト集団Tokyo Good Boysによるグループ展「WORK IN PROGRESS」(orange gallery、東京)
グループ展「カラフル展」(カラフルカフェ、神奈川)
二人展「MY duo2015」Shonandai My Gallery、東京)
2017年
東京芸術大学美術研究科(修士課程)先端芸術表現専攻へ入学。
現在、同校を拠点に活動。
ある構造を持った立体の生成を通じて、現代における皮膚感覚について考察し、我々を取り巻く「大きな仕組み」の可視化を目指す。 単純な行為を(その軌跡の痕跡が記録される状態で)連続的に繰り返すことにより、自身の身体を道具として使用する。
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