DIG UP

 

HIKARU NARITA SOLO EXHIBITION

2017.2.24(Fri.)-3/2(Thu.)

 

OPEN

Monday to Friday 17:00-22:00

Saturday and Sunday 14:00-22:00

 

Opening party  

2/25(Sat.)18:00-23:00

 


DIG UP
今回の展示の台となっている箱は作品を格納する箱。
それはまるで棺桶のようである。
蘇った彼らはただ ジッと、壊れた形のまま棺桶の上に佇んでいる。
果たして「価値」は蘇ることができるのだろうか。

 

 

 

HIKARU NARITA
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人間が沢山作るから沢山のゴミが出る。

 

大学に通っていたときに掃除のおじさんに言われた一言が今でも気になっている。
現代社会において、大量生産され、後に欠落し、廃棄されるであろうフィギュアは「価値」を失い「ジャンク」として扱われている。
それらは時間(作られた年代)や場所(生産国)を無視した状態で店の片隅などに雑にまとめられているのだが、それらが入っている箱の中はどこかの夢の国のようであり、墓場のようでもある。
 細部まで拡大されたフィギュア達は墓場から蘇り、見る者にリアリティを突きつける。
 

 

成田輝という作家の作品のモチーフはほとんどが「壊れたおもちゃ」である。
厳密にいうと「壊れたおもちゃ」を「拡大」する。
ドラえもんのビックライトばりの精密さである。
おもちゃならではの独特の形の甘さや、擦り傷など、完全に再現されている。
形がヌルいのはもともとモチーフの形がヌルいのであって、彼の作品は細部まで完璧に作り込まれている。

モチーフ選びにもフィギュア屋でわざわざ壊れたものを探すという。
まさに死者を蘇らせるような、そういったある種のブラックユーモアを強く感じる。
そして彼は極端に「めんどくさがり」である。
「こういうのはどうですか」と提案しても「あーそれめんどくさいっすねぇ」と、なにかというとめんどくさがる。
しかしそんな人間が何故、こんなに精巧に作り込まれた作品を生み出せるのか僕にはわからない。
この執念はどこから来るのだ。
そんなめんどくさがりの作家が蘇らせた、死んでしまったおもちゃたちでANAGRAが埋め尽くされます。


 HIKARU NARITA SOLO EXHIBITION 「DIG UP」

みなさまのご来場心よりお待ちしております。

 

ANAGRA

成田輝

 

1989 青森に生まれる

2013 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業                                                     
2013 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース入学
2015 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース卒業
                                                         
個展  2015  POP is DEAD     三ノ輪アトリエ                                                

グループ展 2013 韓国国際交流展 韓国                  
2016 collaboration project (MASATAKA contemporary ×RIZE gallery )/tokyo   

 

https://hikarunaritaportfolio.tumblr.com/

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